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ジャーン!「2017キヨシのプロ野球感動大賞」を発表します。今年一番の感動を与えてくれたのは10月15日、セ・リーグCSファーストステージ第2戦。そう、あの泥んこの試合です。
雨が降り続く甲子園。グラウンドには水たまりができ、ゴロは水しぶきを上げ、すぐ失速して止まる。やめたくなるよ、普通。でも阪神、DeNA両軍のベンチ、選手は嫌な顔ひとつ見せず、全員が前を向いていた。
「ファイナルS前日までに所定の試合数を消化できない場合は、その時点で勝ち星の多い球団が勝者。同数ならレギュラーシーズン上位を勝者とする」という決まりがあるからこその試合強行。
それでも、選手はやらされているという雰囲気をみじんも見せず、やるんだ、勝つんだという思いをワンプレー、ワンプレーに込めた。
筒香なんて厳しい内角球でひっくり返され、ユニホームのズボンに泥をべったりつけながら一、二塁間を破って吠えた。勝ちたいという一念。研ぎ澄まされた集中力だった。
甲子園ということもあったと思う。ドームじゃありえない。人工芝でも違う。外野が天然芝で内野は土の聖地だからこそ生まれたドラマ。野球は本来、自然の下でやるスポーツだってことを再認識させてくれた。
試合は引き分けでも敗退だったDeNAが13―6で制したけど敗れた阪神の金本監督に恨み節はなかった。スタンドのファンも勝ち負けを超越した何かを感じたんじゃないかな。
自然の下での感動、スポーツの奥深さ、野球の凄さ…。いろんなものが詰まった試合。消化を前提としないCSの在り方に問題提起をしてくれたという意味でもベストゲームに認定させてもらった。
ジャーン!「2017キヨシのプロ野球感動大賞」を発表します。今年一番の感動を与えてくれたのは10月15日、セ・リーグCSファーストステージ第2戦。そう、あの泥んこの試合です。
雨が降り続く甲子園。グラウンドには水たまりができ、ゴロは水しぶきを上げ、すぐ失速して止まる。やめたくなるよ、普通。でも阪神、DeNA両軍のベンチ、選手は嫌な顔ひとつ見せず、全員が前を向いていた。
「ファイナルS前日までに所定の試合数を消化できない場合は、その時点で勝ち星の多い球団が勝者。同数ならレギュラーシーズン上位を勝者とする」という決まりがあるからこその試合強行。
それでも、選手はやらされているという雰囲気をみじんも見せず、やるんだ、勝つんだという思いをワンプレー、ワンプレーに込めた。
筒香なんて厳しい内角球でひっくり返され、ユニホームのズボンに泥をべったりつけながら一、二塁間を破って吠えた。勝ちたいという一念。研ぎ澄まされた集中力だった。
甲子園ということもあったと思う。ドームじゃありえない。人工芝でも違う。外野が天然芝で内野は土の聖地だからこそ生まれたドラマ。野球は本来、自然の下でやるスポーツだってことを再認識させてくれた。
試合は引き分けでも敗退だったDeNAが13―6で制したけど敗れた阪神の金本監督に恨み節はなかった。スタンドのファンも勝ち負けを超越した何かを感じたんじゃないかな。
自然の下での感動、スポーツの奥深さ、野球の凄さ…。いろんなものが詰まった試合。消化を前提としないCSの在り方に問題提起をしてくれたという意味でもベストゲームに認定させてもらった。
引用元: ・http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1514277098/
【中畑「17年の感動大賞は甲子園“泥んこCS”」】の続きを読む